保険の基本 1万円は払い過ぎ?

・保険は親が入ってくれたままで見直してない。
・保険はしっかり入っているから安心。
・貯蓄型保険で保険と貯蓄ができているよ。

このような人は保険料払い過ぎ。

まずは保険の基本について解説するよ。

保険は、リスクに備えてお金を預け、万が一の際に経済的なサポートを受ける仕組みです。自分や家族の生活を守るために、どんな保険があり、それぞれどんな役割を果たすのかを理解することが大切です。以下、代表的な保険の種類や、それぞれの特徴をまとめました。

目次

1. 保険の基本的な役割

保険は、病気、ケガ、事故、死亡、災害など、将来起こるかもしれない予期せぬリスクに対して備えるものです。保険料を支払うことで、必要なときにまとまったお金を受け取ることができます。

予期せぬリスクってたくさんあるけど、保険でその得るリスクは「確率:低、損失:大」。スマホの補償って「確率:高、損失:小」だから、保険ではなく、貯金で備えよう。

2. 主要な保険の種類とその特徴

生命保険

生命保険は、契約者が亡くなった場合や高度障害になった場合に、残された家族が経済的に困らないように支援するための保険です。

  • 定期保険: 一定期間だけ保障があり、期間が終わると保障も終了します。保険料が安いのが特徴です。
  • 終身保険: 一生涯保障が続き、貯蓄機能もあります。途中で解約すると解約返戻金を受け取ることができますが、保険料は高めです。
  • 収入保障保険: 被保険者が亡くなった際、遺族が定期的に年金のようにお金を受け取る形式です。

生命保険は「残された子どもの養育費のための保険」。
つまり、独身者、子ども無し家庭、子どもが独立した家庭はもしかしたら必要ない保険かもしれないね。

医療保険

医療保険は、病気やケガで入院したり手術を受けたりした際に、給付金が支払われる保険です。

  • 入院保険: 入院1日あたりに決められた金額を受け取れます。
  • 手術保険: 手術を受けた場合に、手術内容に応じた給付金が支払われます。

医療保険を加入する前に「高額療養費制度」は知ってる?
詳しくは後日、解説するけど、
1カ月の内、手術や入院で100万円の医療費がかかったとしても多くの方は8万円程度の支払いで済むよ。

がん保険

がんと診断されたときに、治療費や生活費の一部をカバーするための保険です。がんに特化した保障があり、治療が長期化しやすいがんへの備えとして加入する人が多いです。

親族にガンを患った人がいたら心配になるよね。
ガンって一言で言っても補償対象外のガンや対象外の治療もあるから加入時は補償内容をしっかり確かめる必要があるね。

自動車保険

自動車事故による損害をカバーする保険です。任意保険と法的に加入が義務づけられている自賠責保険があります。

  • 自賠責保険: 法律で義務づけられた最低限の保障。対人賠償のみが対象です。
  • 任意保険: 自賠責保険の補完として、対物賠償や自身のケガ、車両の修理費用などもカバーします。

任意保険は必ず加入しよう。事故は「確率:低、損失:大」に当てはまるね。でも、車両保険は人によるかな、私は車両保険はつけていません。

火災保険・地震保険

住宅や財産が火災、自然災害などで被害を受けた際の損害を補償する保険です。

  • 火災保険: 火災や風災、水漏れなどで家や家財が損害を受けた際に補償します。
  • 地震保険: 地震や津波、噴火による損害を補償します。火災保険とセットで加入します。

火災保険も入るべき保険。でも、内容を把握していない人が多い保険だよね。家財に1000万円とか補償をつけている人もいるけど、そんなに必要かな?内容を確かめてみて。

3. 保険を選ぶ際のポイント

目的を明確にする

保険はリスクに備えるためのものです。自分に必要な保障が何かを明確にし、その目的に合った保険を選びましょう。

保険料と保障内容のバランス

保険料が安いほど魅力的に見えるかもしれませんが、それに見合った保障が十分であるかを確認することが重要です。過剰な保障や不必要なオプションは避け、必要な部分に集中しましょう。

ライフステージの変化に対応する

結婚、出産、住宅購入、老後など、人生のステージによって必要な保障が変わります。定期的に保険内容を見直し、ライフスタイルや収入に合わせて調整しましょう。

保険は自ら入るもの。勧められて入るものではないよ。
価値観は人それぞれだからあなたに合った保険を適正額で加入しようね。
ひと月の保険料の目安は大人一人当たり5,000円以内。

4. 保険の見直しも大切

一度加入したら終わりではなく、定期的に保険を見直すことが大切です。新しい商品や特約が出たり、ライフスタイルが変わったりしたときに、必要に応じて見直しを行うことで、より自分に合った保障を確保できます。

まとめ

保険は、リスクに備えるための大切なツールですが、種類や目的に応じて適切に選ぶことが重要です。無理なく続けられる保険を選び、自分や家族を守るための賢い備えをしましょう。

余談~安全と安心について~

安全
「安全」は客観的な状態を表す言葉です。危険がない、またはリスクが極めて低い状況を指します。

安心
一方、「安心」は主観的な感情を表す言葉です。心配や不安がなく、心が落ち着いている状態を指します。

じゃあ、先に重視するのは安全?

その通り。

基本的には、まず「安全」を確保し、その上で「安心」を追求することが理想的です。安全な環境があれば、安心感も自然と生まれることが多いです。

例えば、セキュリティシステムがしっかりしている家で安心を確保したとしても、治安が悪い地域(安全とは言えない場所)の真ん中に立っていたらそれは安心ですか。安心ではないですよね。夜も安心して眠れないと思います。

そして、安心を追求しすぎないでください。安心は高くつきます。

安心を確保するために保険の話と同じ「確率と損失」で考えましょう。

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